未来に先回りする思考法
◎未来は決まっていて、僕らにできるのはその到来を早めること
・テクノロジーの進化や成功事例にはパターンが有る
・そのパターンから逆算し、最適な戦略を策定することができる人が勝つ
➔実際に、google facebookなどの世界的な企業が目指すところは驚くほど類似している
◎常に疑う
・そもそも労働する必要あるの?投票率上げる必要あるの?
➔今言われていることは、歴史から見たらほんの過渡期の常識でしかなく、それは常に変化するものという認識を忘れてはならない。
◎パターンの認識は?
・まず「その制度や仕組みがなんのためにあるのか?」というそもそもを疑う。手段が目的化していないことを疑う(投票率の話。ネットが使えない選挙制度自体がおかしいのでは?従来のツールの効率化・目的化が本当に社会やテクノロジーの進化に適合しているか?という示唆)
・ではその変革を実現するテクノロジーは現状ではどのレベルか?ということを認識する。
・その上で、自身の持つリソースが十分であるか、またそれに投資するタイミングが適切かをフィードバックを通じ見極める
◎自己認識を信用するな
・「合理的に判断する」のは無理。人間の認識範囲を超えて情報が広がり、それをカバーできるリテラシーも持てない。だからこそ今の自分の限界値(周りのリソース含む)でした物事は判断できない
・合理性は後から付いてくる。勝手に周りが付けてくれる
※パターンを認識する上で自己認識は絶対逃れられないが、それでも「事実」や周りに出してみた時のフィードバックから、そのパターン認識の精度は高めることができる。また、例えば「androidは来る」というのは直感には反することだが、apple とmicrosoftの戦いとその結果という「事実」からは逆算できたとのこと。大事なのは常に原理原則を意識し自己認識を疑いつつアップデートしていくということだ。
◎テクノロジーの進化はどういう変革をもたらすか?
・あらゆる境目が溶けていく。
例えば国家と企業。公共セクターの事業も、最近は社会起業という形でビジネスにできている。なぜなら、政治家になるより、クラウドファンディングなどで立ち上げてしまったほうが早く効率がいいからだ。結局効率の良い方に世の中は収斂していく。
例えば価値主義。資本だけが価値ではなくなった。貨幣もだけでなく、ビットコインのような電子データやSNSの繋がりや共感も価値として評価されている。(上記社会起業の盛り上がりとも一致)