人材、特に大学生の大事な要素

前提として、大学生は無能

まず20歳程度しか生きてない時点で、絶対量としての経験値が足りなすぎる。その状態で自己分析なりしても、無駄とは言わないが「何者でもない小さな自分」を見続けていても何も出てこない。そこからいわゆる「やりたいこと」もひねり出せるわけがない。それだったら、少しでも興味あるかも、と思ったことを思いっきり深掘ってみる。死ぬほどインターンしたりバイトしたり勉強したり、なんでもいい。

体育会系が評価されるのは納得

基本無能なのだから、大事なのは

1.愚直にやり切る素直さ

2.絶対量をこなす根性

3.何でもチャレンジしてみる貪欲さ

この3つかな。1に関しては裏表の無さ、わかりやすさと言ってもいい。わかりにくい、素直じゃない奴はダメだ。一緒に仕事していて楽しくない。ストレスになる。

2に関しては、質云々言う前に絶対量をこなさないと何も成長しない。100%を出し続けても、常に学生の低いレベルをキープし続けるだけなので、常に120%を出し続けられる環境にいることが非常に重要。就職するなら年功序列だの下積みだのがない、いきなりボコボコにしてくるような所が良い。そうして自分より圧倒的に優秀な人に囲まれながら120%を出し続けている内に、それが自分のデフォルトとなる。仮に独立しても、それが当然の感覚としてあるのでうまくいきやすい。逆に学生で会社を立ち上げる場合、120%を頑張らなくても出し続けられるorそうせざるを得ない環境を作り出すことが極めて重要。意志の力で「よしがんばるぞ!」と言ってもそれは必ず摩耗する。そうじゃなくて、例えば一緒に頑張れる仲間、同世代の繋がり、ビジョンへの想いなどを(特にクライアントがいなくて対外的な責任が発生しにくいスタートアップの初期では)大事にしないといけない。

3については、まあそのまま。2と関連して、100%の自分に妥協せず、常にその先を見てガツガツしないといけないよね、という話。