会社をやることの悩み@シード段階
ユーザーさんのいないシード期に自分を奮いたたせることの大事さ
起業は自分との戦い、というのはまさにその通り。ただ実はそれは、シード期の方が顕著なのではないか?
例えば、就職すれば上司がいて、既にクライアントがいて、社内に目標数値があり、そこから降ってきた課題やタスクをやり切らないことは死を意味する。
ではベンチャーはどうか?経営者はどうか?トップは、ある意味「やり切る」ことをしなくても死なない。怒る上司もクライアントもいない、クビになることもない。かつその目標設定をするスキルも経験もない。しかも会社を失敗しても別に就職口はいくらでもあるし、親の遺産だって億いくから安泰だろう(これを普段から意識することはないが、潜在的にその安心感が刷り込まれているのかもしれない)。
そんな暗中模索の中で自分で登る山を決めてマネジメントして、というのは相当大変。外部ではなく、内部のマネジメントや自分の中での悩みに向き合いながら勝負していく必要がある。
シェアハウスをシェアオフィスにしよう
じゃあどうするか?この悩みは割と同世代の学生起業家には共有できる。でも共有して「わかるわ〜」と言っているだけでは意味が無い。
結論として大事となったのが
・起業家自身が長期的なビジョンに立ち返りそれを信じ働き抜くこと
・それをやり切る環境を作っていくこと(仲間、メンターetc...)
この2点だ(ユーザーさんはまた別)。
取り敢えずシェアオフィスを形だけでもしているので
・終電まで働く
・週一でKPI設定会議を行う
この2点で今の「友達と楽しいなぁ」のシェアハウス感覚ではなく、「お互いの頑張る姿に緊張感が伝わる&叱咤激励される」シャアオフィスとして機能させてみようという結論に。
来週からこの施策が始まるので、楽しみだ。