今日のまとめ

【抽象】

・野口さんに「こういうのやりたいんだけど一緒に作ってよ」とはいえなかった。この巻き込み力は弱い。最初にぐわっと行ってしまうのが良い。伸ばすほどダメになる

・ロジカルよりウェット

・トップの弄られ度=愛されやすさ=弱みを見せれるか(人間的にもスキル的にも)

➔私がいないとダメなんだ、期待されてるな、という重要感を持たせる

➔野口さんは、武田さんに口説かれる&内野さんに後でメッセ貰うなど、とても嬉しかったらしい。複数で攻めるのも◎。

➔もちろん自分が徹底的にやりぬいたり、勝負したりで勝っているという前提でだが。

 

【具体】

◎KPIの基礎をつくる(調達のある種条件)

・web系の影響力ある人のシェア➔まとめ記事➔オウンド的な流れで育っていったので、「ばずりコンテンツ」「良さが伝わる」「知ってる人が使ってる」「SEOロングテールで出来てる」という4つが揃ってることが重要。

➔面を張って取りに行くことが中長期で効いてくる!!

・もっとふらりでもシェアされる仕組みは必須では?アンバサダー的な。early adapterはweb業界の人に多いし拡散力ある。あとは健康志向高い人は自己顕示欲も強いので、ジュースクレンズとかジムはありだと思う。シェアされやすい。あとはトラフィックあるところでの紹介もでかい。

・kajidaikou.comは被リンクとか上手く使ってorganicで一位になったっぽい。そこ頑張らねば

ヒアリングまとめ!!

【入り口は広く!!そこから狭めていけ】

☓最初に「こういうサービスなんです」をかなり手厚く説明。その上でヒアリング

➔営業色が出る(特にtoB)&その説明に相手の頭・思考が引っ張られる

 

◎「概要としてはこんな感じで、こんな世界作りたいんですよ!なんか御社で困ってることないですか?マンションの共用部×食とかで。」

若いのに頑張ってんな〜という印象。かつ相手の頭が縛られてないので、引き出せる情報が豊かになる。ヒアリングは結局相手の主観に合わせられるか(相手に楽しかった、有意義だった = 別の誰かも全然紹介したい って思ってもらえるか!)なので、まずは自分のゴール&リソースと相手の課題を聞き出す!

例えばタニタと何かしているのであれば、それってどういうニーズがあってのことなんですか?何に困ってるんですか?みたいな部分から課題に入れるかもしれない。

特に相手が新規事業担当者とかなら、事業の種は常に探っているかもしれなくて、そこにアプローチする=相手の立場を考えるという視点が絶対に必要。聞きたいことだけ適当に聞いていればいいという話ではない!

【馬鹿っぽく行く(失礼はない&鋭さも兼ね備える)】

相手にもよるが、専門家の場合、自分の見立てが外れる場合も多く、そうなると下手に「これってこうですよね?」ということは控えたほうが良い。だったら「全然わかんないっす!」みたいなスタンスで行ったほうが助けてもらえる説は高い。

人に興味を持つ&組織の作り方

前回記事で人に興味を持ててない、と言った。今日ふらりに直接は関係ない人の集まりで、pcを閉じて意識的に話を聞くようにした。そうしたら結構面白い。なんでこの人はこう考えたのか、何故なのか。正直話しを半分聞きながら作業というのは効率が悪いし向こうの心象も悪い。なら思い切ってこの時間を価値あるものにするために集中してみようと思った。そうしたら意外とよかった。普通に楽しかった。

メンターも言ってたけど、どうなるかわからない。将来のつながりになる。もちろんふらりを再優先に考えつつ、「人を動かす」でテクニックを学びながら、やっていこうか。

 

別の話だが、創業メンバーの半数以上は辞めていく。ついてこれなくなる。それに対して「これでいいのか?」という想いはあるものの、だからといって特別扱いはすべきでは絶対にない。

一番いいのは「絶対値としての達成目標を決め、そこをクリアするかどうか」ということを常に置く。その上で適宜必要なポジションに配置していく。取締役やCXOの交代は全然ありだし、寧ろすべき。最初にそこを明示しておくとやりやすい、とクラウドワークスの吉田さんも言ってるらしい。

ただし、どんなに実績・スキルベースで人を取っても、2~3割程度は失敗するらしいので、3~6ヶ月はポジションは絶対与えず平からスタートがいいらしい。これは上場企業の社長なら皆言っているとのこと。とするとこれは間違いなく正しい。

人を見る。事業ありきか、その人ありきか。

ベンチャーは少人数。何をやるかよりも誰とやるか、だ。そして一人ひとりが自発的に、かつ高いパフォーマンスで動くことが求められる。自発的に動けなかったり、"研修"のものが必要な人はいるべきではない。(もちろん最初期のメンバーとその後のメンバーでは、積み重ねてきた議論や想い入れに差があり、そこは極力埋められるように最大限努力すべきだろう。)

 

でも最近の自分は人を見てなさ過ぎた。バリューベースで人を見過ぎた。考え方がそっちに偏る出来事が最近多かった(メンターアドバイス&株のあたり)。でも、それ以前に人に興味を持とうとしていなかった。事業があくまでベースで、それを達成するためのパーツのような扱いとして考えていたのかもしれない。だからこそ雑談がない。もしくはそういう話をしにくい。壁ができる。事実、Tシャツの会もゲス会も参加しなかった。

 

人を大事にするということは、気を使う、ということではない。アウトプットの背景にあるものに意識を向けることだ。その人に興味をもつことだ。その結果の裏に、どれだけの努力があるか。そこを見てあげるべき。結果出してきたから、まだいけるでしょではなく、今日は休みなよ、といえること。やって当然ではない。やってもらって当然なわけがない。

 

飲み会もある意味そうかも。最近ふらりーとに関係ない人との時間を重視しなくなった気がする。もちろんそこに向かうというのは大事なのだが、その考え方が、チームにまで反映されていたのかもしれない。事業がどう伸びるか、この人はどう関係があってどう伸ばしてくれるか。それしか頭になかった。人に興味ではなく、ふらりーとに興味でしかなかった。それはストイックなふりをしたただの自己満足だったと今になって思う。

 

口では「ふらりに関わってくれる全ての人を幸せにしたい」と言っていたが、行動が伴ってなかった。それっぽいことを言って自分に酔っているだけだった。

 

もちろん組織に対して発揮できる価値という視点も忘れてはいけない。でも楽しい組織を作ろう。その人がなぜいるのか・どんな気持ちでいるのか、汲み取れる人間になろう。

心配されるありがたさ

「大丈夫?休んでる?」と言われる。チームの皆に。別に休んでるしそんな睡眠時間を削ってもないので大丈夫だが...w オンオフの切り替えができてないように見えるらしい。

一人が言った。「齋藤と俺らの目線・かけているものはどうしても違ってくる。共同創業ではないから」と。

 

そうかもしれない。違うかもしれない。でも少なくとも皆をそのレベルまで引き上げたいし、心配されないくらいには上手く甘えられるようになりたい。なんにせよ嬉しい日だ。関わってくれてること、絶対に後悔させないように頑張ろう。

飯を食う中でさりげなく共有するって大事だなと

事業をやるにあたって、創業者と新規メンバーの間には情報量に差がある。

かつ、やっていく中でも、持つ情報量に差は出てくる。例えばエンジニア・デザイナーは外部に出ないたえ、例えば今どんな法人案件が進んでいるかはわからない。

 

今何が起きているか?それが何に繋がるか?どんなロードマップを描いているか?それをかしこまって示すのではなく、コミュニケーションを取る飯の時間を重視して、それとなく話に組み込んでいく。

 

そういう進め方が、最近健全なんじゃないかと思い始めている。古俣さんも言っていた。どんな小さいことでも共有する、大きい話であればなおさらだ。その意識を持つべきだ。今後もやっていこう。夜遅くになるからお腹周りだけ心配だけどw

別れ方はしっかりと

正直乗り換えるべきというのは明白だった。価格面、小回りの聞きやすさ、ベンチャーに対する理解という側面から、もしゼロベースでどちらを選ぶという話であれば、明らかに答えは決まっている。

ただだからといって、何の連絡もなしに「はいさようなら」というのはまずかった。人の紹介(公庫&銀行)は大きかった。紹介にも責任が伴う。リソースも食う。享受した恩を忘れ単純な条件だけで比較をしすぐ乗り換えた。しかもその最終的な連絡を自分でしなかった。

 

もし「いろいろご紹介頂いて本当に感謝しているし、可能であればお願いはしたいと思っていた。ただ資金を少しでも抑えたい&手がまわらないので回収して欲しいというニーズに御社は応えることは難しいでしょうか・・・?」と聞いて、その上でダメだったら「残念ですが。。。」という形にすべきだった。たとえ計画的だったとしても。

 

ここで相手を一度失望させると、その後の関係性の修復はかなり難しい。別れ方を間違えてはいけない。今回の教訓なり。